高齢・認知機能の低下した家族の住む家の温度・湿度管理をどうするか(特に一人暮らしの場合)

年々暑さが増しており、窓を開けて外の風を入れれば過ごせるという夏ではなくなっています。
高齢になると温度感覚が低下して暑いのに寒いと感じてしまったり、また認知症で危険の認識ができなくなりエアコンを使わずに、窓を開けて(あるいは閉め切った暑い部屋で)過ごしてしまうことがしばしばあります。特に問題となるのは一人暮らしの場合です。
1日1回家族が自宅の様子を見に行きエアコンを設定しても、家族の帰宅後エアコンは家族の期待通りに動いてはくれません。

遠隔からエアコンを管理する方法のひとつとして、スマートリモコンが利用できます。スマートリモコンはインターネット経由で離れた場所にある家電製品を操作するための道具です。エアコン設置場所に常時接続されたインターネット回線が必要ですが、設置や操作は簡単です。

・操作したいエアコンが見える場所にスマートリモコンを設置し電源とつなぐ
・操作する家族のスマホにアプリをインストール
・アプリとリモコン本体を接続
・操作するエアコンを登録

私は自宅の温度湿度管理のためにNature Remoというスマートリモコンを使用しています。リモコンには環境センサーが内蔵されているので、設置した場所の温度、湿度を確認できます。スマホを使ってエアコンの電源on/off、冷暖房・除湿の切り替え、風量・風向の設定をすることができます。


使用しているNature Remo。1辺7センチほどの小さな装置です。


アプリの実際の画面です。